吉田栄作「天 赤木しげる葬式編」熱演「死んでもいいと思うぐらいのものを遺すことができた」
2019年12月26日 19:51
芸能
主人公の天貴史を演じた岸谷五朗(55)、天と出会い麻雀の代打ちとして生きる道を決めた井川ひろゆきを演じる古川雄輝(32)ら前作のレギュラー出演陣もそのまま登場。ファンの間でビジュアルの再現度の高さで話題となった赤木しげる役の吉田栄作(50)もさらにパワーアップ。病に侵されその最後を自ら悟る「雀神」をド迫力で演じる。
吉田は「1年前に前作を撮っていたからこそ説得力のある男と男の勝負が表現できた。幸せでした」と撮影を振り返る。究極の感性と圧倒的な博才の持ち主で、孤高の天才として誇り高く生きてきた赤木が遺していく者たちと最期の対峙を繰り広げる数々のシーンが繰り広げられるだけに台詞の量が膨大で「“うそだろう”ってぐらいだった」。だが、岸谷演じる天とのシーンでは台本20ページほどを一気に演じ上げ「死んでもいいと思うぐらいのものを遺すことができたと思う」と手応えを得ている。
「今回の作品は打ち上げで、葬式編が続編でできたらいいなと言ったら実現した。いつかハワイ編をぜひ!言霊は届きますからね」と笑顔。「年末なので飲みながら見てください」とアピールした。