張本勲氏 上原浩治氏の“涙の敬遠”に「長嶋監督に反旗をひるがえしたのは、この人一人」
2019年12月29日 13:08
芸能
張本氏は、上原氏の印象について「まっとうな本格的なピッチャーでしたよ。普通投げたら沈むんですが、彼は投げたらパーンと浮き上がるからね、全身バネ。本当に強気のピッチングをした」とし、「思い出すのはね、珍しいというかね、あの長嶋監督に反旗をひるがえしたのは、この人一人だから。王(ワン)ちゃんでも私でも長嶋監督のサインは絶対だから。ところがこの人は嫌だと言って背中を向けて」と話した。
そして「同僚が本塁打王獲りたいからペタジーニを歩かせと。松井に本塁打王を獲らせたいから。それを“嫌だ”と、センター方向見て涙ぐんだことがる。ちょうど私が解説やった時なんですよ」と振り返り、「内心ね、大したもんだなって。それだけ強気の性格でした」と上原氏を評した。
この張本氏の“評価”に、上原氏は「やっぱ勝負したかったかなっていうのが思いですね」と言い「充実した21年間でした」と現役時代を振り返った。