乃木坂 白石麻衣が卒業 3.25発売シングルがラストに 今後はモデル、女優として活動
2020年01月07日 05:34
芸能
2018年ごろから卒業を考え始め、最終的に決断したのは昨夏。9月発売のシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」の活動時期だ。加入1年にも満たない4期生と一緒に活動し、後輩の急成長を実感。「外から乃木坂を見守っていきたいという気持ちが強くなった」と明らかにした。
メンバーにもこの日、卒業を報告。「残る時間も長くない。最後まで楽しく過ごせたら」と伝えた。現キャプテン秋元真夏(26)ら同期の1期生は涙ながらに聞き入った。
2011年の結成時から躍進を前線で支えた。慣れない生活で仕事も忙しく最初の1、2年は辞めたいと思うことも何度もあったが、そのたびに支え合うメンバーに救われた。「メンバー思いのグループに8年半もいられて幸せ。(良いメンバーに出会えたことは)運命だったんじゃないですかね?(笑い)。大変なこともあったけど、それ以上にステージは自分を出せる場所だった。アイドルで良かった」と悔いはない。
グループの女性支持を得られたのは白石の存在が大きかった。早くからモデル活動を始め、「Ray」など女性ファッション誌で活躍。「可愛い」ではなく「美しい」タイプの白石は、従来のアイドル像を変えた。「1人で外の仕事に行くのは緊張したし怖かった。でも、次の子にどんどんつながっていくといいなと思った。やってきて良かったです」。控えめに振り返ったが、自負もある。
今後については「今まで通りのお仕事をしたい」と、モデルや女優の仕事を続ける。恋愛も解禁となるが「まったく考えていない。まずは仕事が中心です」とニッコリ。「凄く前向きな卒業なので、卒業してからも応援してもらえたらうれしいです」とファンにメッセージを送った。
◆白石 麻衣(しらいし・まい)1992年(平4)8月20日生まれ、群馬県出身の27歳。11年に1期生オーディションに合格。12年にシングル「ぐるぐるカーテン」でデビュー。13年、6作目のシングル「ガールズルール」で初のセンターに。17年のソロ写真集「パスポート」は33万部を突破。愛称はまいやん。1メートル62。血液型A。