22年大河「鎌倉殿の13人」脚本・三谷幸喜氏 大河復権へ意気込み「終わると思っている人も…」
2020年01月08日 16:30
芸能
昨年の「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」は期間平均(全47話)8・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大河史上初の1桁、「平清盛」(12年)と「花燃ゆ」(15年)の12・0%を下回る歴代ワースト。
大河ファンを自認する三谷氏は「このところ、いろいろなことがあって大河ドラマ元気がないと言われることがあって、こんな楽しい、ワクワクする枠はないという信念を持っています。僕でいいんであれば、何らかのお力になりたいと思っていました。お話があった時はうれしかったです。大河ドラマが終わるんじゃないかと思っている人もいるかもしれません。ようやく60本(21年の『青天を衝け』)で第1章が終わる感じ。第2章の2本目を作る感じ」と大河復権&存続に力を込めた。
「脚本家であるなら、大河ドラマはやりたいと思います。毎週同じ曜日の同じ時間にみんなで見るというのは連続ドラマしかない。その中で大河ドラマは1年。1年かけてやるのは大河ドラマと『渡る世間』しかない。『渡る世間』は僕が書くことはないので、大河ドラマをやりたいと思っていました。2本書いて分かったこともあります。そのノウハウを生かして、自分にとっての集大成、最高の大河ドラマにしたい」と意気込んだ。