NHK会長 「いだてん」視聴率低迷に「残念」も「当初の理想を最後まで貫いてくれた」
2020年01月09日 15:21
芸能
「いだてん」は歌舞伎俳優の中村勘九郎(38)と俳優の阿部サダヲ(49)がダブル主演。宮藤官九郎氏(49)が脚本を担当した。最終回「時間よ止まれ」の平均視聴率は8・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。全話の平均は8・2%で歴代ワーストに加え、史上初の一桁台に終わった。
大河ドラマ58作目。20年の東京五輪を控え、日本が五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京大会までの半世紀を描き、“近現代大河”は86年「いのち」以来で33年ぶり。
放送途中には、麻薬取締法違反容疑で逮捕されたピエール瀧(52)や、7年間で約1億2000万円の申告漏れなどを東京国税局から指摘されたチュートリアルの徳井義実(44)の降板をめぐって、出演者の交代や撮影し直しなどにも見舞われた。