藤井七段、準々決勝へ 「苦しい展開」も168手で菅井七段を下す
2020年01月19日 13:39
芸能
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終局後、「苦しい展開だった」と振り返ったように、序盤から振り飛車党の菅井に優位に進められた。だが、中盤の急所の攻めで菅井のミスが出たのをきっかけに形勢を逆転。公開対局で地元・愛知県のファン370人がみつめる中、ともに1分将棋にもつれ込む戦いを、最後は冷静な指し回しで制した。
準々決勝では、1回戦で三浦弘行九段(45)を下した斎藤慎太郎七段(26)と対戦する。過去の対戦成績はこちらも1勝2敗と、苦手にしている難敵だ。藤井は「次も集中していい将棋をお見せできれば」、斎藤は「自分らしく戦えれば」と話した。
勝者は来月11日に都内で、千田翔太七段(25)と準決勝で対戦。同日に決勝も行われる。