漫画でSDGsの認知率向上を!出版社の垣根越え作品集発売へ
2020年01月22日 16:39
芸能
平松氏は「勧善懲悪の作品を書いてド外道たちをやっつけてきた。最初SDGsと聞いて意味を考えたら“スーパー・ド外道たち”のことかと思った」と自身の作風に絡めたユーモアたっぷり。SDGsが掲げる目標の1つ「平和で公正な社会」をテーマにした漫画を書き下ろし「国連や外務省が絡んでいるから流血させてはいけない」とニヤリ。ラグビーを題材に書いたことを明らかにした。ピョコタン氏はSDGsを目指す意義は「地球上の誰1人取り残さないこと」とし「漫画界の底辺にいる私にまで取り残さず声をかけていただいた」と独特の表現でプロジェクトに参加出来た喜びを口にした。
SDGsは貧困や飢餓、エネルギーなど地球全体が抱える課題を解決するために国連が定めた17の目標。今回のプロジェクトは「SDGs×マンガのチカラ」と題し、外務省も協力している。趣旨に賛同した漫画家17人がそれぞれ「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」など1人1つの目標を漫画で描き下ろす。上野氏が巻頭・巻末の漫画を手掛けており、プロジェクトに参加した漫画家は計18人となる。
呼びかけ人の浜田は「日本でのSDGs認知率はまだ18%ぐらい。プロジェクトに参加していただいた先生方が手掛けた作品の高い知名度を生かして、認知率100%を目指す」と意欲。気合いを入れるために約10年ぶりにギャルメークを復活させてイベントに臨み「このまま家に帰って、1歳の娘が見たら泣くかも」と笑った。
作品集のタイトルは未定。巻頭・巻末の漫画はこの日から公式サイトで無料公開される。講談社から初夏に出版を予定している。収益はプロジェクトの活動資金にあてられる見通し。