東京MX“ランボルギーニ問題” 番組プロデューサーは制作費「半分以上」未払いで音信不通
2020年01月23日 05:30
芸能
しかし、A氏は当初から金払いが悪く、同社社長は「全額前金で支払いを求めたのに半分以上が未納」と明かした。入金があったのは、番組放送枠の確保のためMXに支払う300万円と、番組制作の着手金100万円のみ。制作費は番組1本当たり約60万円で12回放送分で約720万円となる。
番組にはホスト20人が出演。宣伝料名目で1人当たり150万円前後をA氏側が集めた。単純計算で3000万円になるが、A氏は「まだ(ホストから)集金が追いついていない」と払わなかったという。
最後に連絡が取れたのは、問題が明るみに出た今月17日。「騒ぎになっている。どうしよう」と電話をかけてきたA氏に対し、社長は「とにかく車を優勝者に持っていきなさい」と助言。「なんとかします」と言われたが、これ以降は音信不通になったという。
社長は「だまされたと思っています」と話したが、放送局との間に立って交渉の窓口ともなっており責任は問われそうだ。また、この番組で地上波MC復帰を果たした「極楽とんぼ」の山本圭壱(51)については自身でオファーしたことも明かし「山本さんの復帰に泥を塗って申し訳ない。出演者のギャラも未払いと聞いて心苦しいけど、山本さんにもちゃんと払ってほしい」と切実に訴えた。