宮沢氷魚 LGBTQテーマの作品に「住みやすい世界を作りたかった」、同性愛は「いろんな感じ方がある」
2020年01月25日 15:56
芸能
映画初主演の宮沢は「最初にお話をいただいた時はプレッシャーを感じた」と回顧し、LGBTQがテーマだったことに「センシティブな内容ということもあるので向き合っていけるのかなと思った」と不安があったことを振り返った。
それでもゲイという役を演じるにあたっては「元々、LGBTQを題材とした作品に出てみたかった。幼稚園から高校まで男子校にいて、周りでもけっこう同性愛者の友達がいた。少しでも生きやすい、住みやすい世界を作りたいなと思っていたので、このタイミングでこの話をいただいたのは喜びの方が大きかった」と心境を語った。
同作品を見るにあたって「いろんな感じ方がある。すごく良かったと思う方もいれば、ちょっと違うなって人もいるかもしれない。だけど、それはそれで、いい感じ方。感じた自分に正直になってくれれば」と呼びかけた。
撮影するにあたっては同性愛について「勉強って言っていいのか分からないけど、周りにそういう友達が多いこともあって、ご飯に行ったり、お酒を飲みに行った」と話し「素の部分というか普通に話しているトーン、空気感を自分のものにできたらと思って一緒にいた。それは、映画とか本では得られないものだと思う」と語った。
最後は「僕たちはすごく大量の愛を持って、この作品に挑んだ。これが1人でも多くの方に届いて、1人でも多くの人が何かを感じて自分に正直になってくれれば」とアピールした。