豊島名人 名人戦で渡辺王将と激突「かなり難しい戦いになる」
2020年01月26日 14:18
芸能
24日のA級順位戦で2敗で追っていた三浦弘行九段(45)が3敗目を喫した。結果、7勝0敗で暫定首位だった渡辺が残り2戦を残して1位を確定させて挑戦者に。「かなり早く決まったな、という印象です。ただ、(昨年12月に1敗で追っていた)広瀬さんとの直接対決で渡辺さんが勝った時に“そうなるかな”とは思っていました」とある程度、想定していたことを明かした。
さらに、渡辺が順位戦で2期連続で負けなしの19連勝中であることや、ほとんどがトップ棋士相手で8割を超える勝率を今年度維持していることに触れ、「普通は考えられない。かなり難しい戦いになる」と、初防衛がかかる七番勝負(4月8日開幕)が激戦になるのを覚悟していることを示唆。「しっかり勉強して、対策も少しずつ考えていきたい。あまり受け身にならずに思い切りやりたい」と気を引き締めていた。
この日は高槻市内で開かれていた王将戦の大盤解説会にもサプライズで登場し、ファンを沸かせた。王将戦では2期前、9期前と挑戦者となったもののタイトル獲得は叶わなかったが「また挑戦したいと思っています」ときっぱり。ただ、ファンの間で通称“勝者の罰ゲーム”とも囁かれて話題になっている対局後のインスタ映え写真撮影に関して“また、やってみたいですか?”という質問には無言になり、ただ苦笑いを浮かべていた。