「いだてん」視聴者の好評意見「真田丸」を上回り5年間で最多 視聴率は大河歴代ワーストを更新
2020年01月29日 16:15
芸能
直近4作品との比較は、
▼15年「花燃ゆ」(9011件):好評意見=1349件(15%)、厳しい意見=3063件(34%)、問い合わせ=3628件(40%)、その他=971件(11%)
▼16年「真田丸」(1万71712件):好評意見=4867件(28%)、厳しい意見=3231件(19%)、問い合わせ=6656件(39%)、その他=2418件(14%)
▼17年「おんな城主 直虎」(1万77件):好評意見=3398件(34%)、厳しい意見=1711件(17%)、問い合わせ=3619件(36%)、その他=1349件(13%)
▼18年「西郷どん」(1万5931件):好評意見=1525件(10%)、厳しい意見=2261件(14%)、問い合わせ=1万556件(66%)、その他=1589件(10%)
▼19年「いだてん」(2万2393件):好評意見=1万144件(45%)、厳しい意見=5793件(26%)、問い合わせ=3524件(16%)、その他=2932件(13%)
「いだてん」の好評意見=1万144件(45%)は「真田丸」の4867件、「直虎」の34%を大きく上回った。インターネット上の評価も高かったが、リアルタイムの世帯視聴率には反映しなかったことが改めて浮き彫りになった。
「いだてん」は歌舞伎俳優の中村勘九郎(38)と俳優の阿部サダヲ(49)がダブル主演を務めた大河ドラマ58作目。13年前期の連続テレビ小説「あまちゃん」で社会現象を巻き起こした宮藤官九郎氏(49)が大河脚本に初挑戦し、オリジナル作品を手掛けた。20年の東京五輪を控え、テーマは「“東京”と“オリンピック”」。日本が五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京五輪まで、日本の激動の半世紀を描いた。
全47話の期間平均は8・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大河ドラマ史上初の1桁。2012年「平清盛」と15年「花燃ゆ」の期間平均12・0%を大幅3・8ポイント下回り、大河ドラマ歴代ワーストを更新した。
単話も第16話(4月28日)=7・1%が「平清盛」の7・3%を下回り、大河ドラマ歴代最低を更新。第22話(6月9日)=6・7%、第30話(8月11日)=5・9%、第32話(8月25日)=5・0%、第39話(10月13日)=3・7%と5度にわたって大河ドラマ歴代ワースト記録を塗り替えた。