“決死”の活動再開 宮迫、YouTube開設し騒動謝罪「相方の横に戻りたい」
2020年01月30日 05:30
芸能
約半年の休止期間には引退も考えたと語りつつ「やっぱり…お笑いが好き」と、時折涙を拭うしぐさも見せながら「この場所で皆さんに認めてもらい許してもらえるよう、できることは何でもやる」と決意を語った。
肉声は昨年7月20日の、会社側のパワハラ疑惑を糾弾した会見以来193日ぶり。再生回数は午後10時30分時点で約120万回となった。13日に歌手misono(35)が公開した、島田紳助さん(63)出演の動画は現在までに約560万回再生されている。大先輩の反響には及ばないが、関心の大きさをうかがわせた。視聴者が動画につける評価は「高評価」約3万9000件に対し「低評価」が6万7000件と上回った。
コメント欄には「待ってました」「頑張って」の声の一方で「芝居みたい」「反省しているように見えない」という批評が上がった。中でも疑問が集中したのが日程。同じく闇営業問題で謹慎していた「ロンドンブーツ1号2号」田村亮(48)が、復帰ライブと会見を30日に行うと事前に発表していたため「その後にすべきだったのでは」「後輩の晴れ舞台をつぶすのか」という意見が相次いだ。
本紙の取材では、スケジュールは宮迫に協力している人気ユーチューバーのヒカル側の意向。批判も併せのむ「炎上」の手法で知られるヒカル側が「あえて亮さんの会見の1日前の29日公開を主張したと聞く」と複数の関係者は証言する。宮迫と近い多くの芸人は再考を勧めたが、最終的には、復帰への強い熱意から宮迫も早めの公開を決意。周囲の芸人も「本人が決めたのなら」と背中を押すことにしたという。
亮が会見する30日、宮迫は本格的に活動を再開。「自身への批判が大きいことは、宮迫さんもある程度覚悟している」(テレビ局関係者)という再出発だが、復帰への道は早くも正念場を迎えている。
《各局は慎重姿勢》「アメトーーク!」を放送するテレビ朝日はこの日、同番組への復帰について「現在のところ予定していませんが、今後の事態の推移を見守りながら慎重に判断していきます」とコメントした。また、宮迫の出演番組を制作していた朝日放送、関西テレビの在阪2局は「現状に変わりはありません」とした。