小林陵侑、原点は3メートルのジャンプ台…9日「情熱大陸」
2020年02月07日 17:47
芸能
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昨シーズン、W杯スキー男子ジャンプで、28戦中13勝と圧倒的な強さで、日本男子史上初の快挙となる個人総合優勝を果たした小林。16年のW杯で、弱冠20歳で7位という鮮烈デビュー。18年の平昌五輪では、ノーマルヒルで7位入賞した。さらに18年11月25日のフィンランド・ルカ大会で、147・5メートルを飛び新記録を樹立。オーストリアの放送局のキャスターが「一体どこの惑星から来たんだコバヤシ。君は宇宙人か」と実況で絶叫した。ドイツの新聞も“宇宙人”と見出しを付け、「大会中、選手やコーチの間では、この青年の話で持ちきりだった」と熱狂ぶりを伝えた。W杯未勝利の若武者が一気に才能を開花させ、世界の頂点に駆け上がった。
だが、今季は一転、不調にあえいでいる。序盤は腰痛に苦しみ、各国メディアの取材も増加、心身に想像以上の負担がかかっているという。1、2日に札幌でW杯が開催された。小林は大声援を背に、どんなジャンプを見せるのか、奇跡の復活劇となるのか。