望海風斗 宝塚退団を決意した瞬間 舞台に立つ仲間の姿に「涙がツーっと…」
2020年02月18日 12:15
芸能
組子に退団を伝えたのは16日。21日から東京宝塚劇場で開幕する「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」の稽古を打ち上げたタイミングで、「どうやら皆は何となく覚悟していたみたいです。私も数日前から“退団ブルー”が訪れてまして。普通なら皆が泣いてくれるのに、まず私が先に泣いてしまいました」。
今後については「これ(宝塚)ばっかりやってきたので、これからゆっくり自分が何をしたいのか向き合っていきたい。男役以外の自分が想像できないので」と明言を避けた。さらに結婚について質問が及ぶと「ありがとうございます。結婚は…もちろん、ないです」と苦笑いだった。
同時に退団するトップ娘役・真彩希帆(まあや・きほ)とのコンビは劇団随一の歌唱力を誇り、この日の会見に同席した小川友次理事長も「2人のハーモニーは、私の知っている限り宝塚を代表すると言っていい」と絶賛するほど。望海が真彩に退団の意思を伝えると「私も一緒に退団していいでしょうか」と即座に“添い遂げ退団”が決まり、この日の会見でも「常に同じところを向いて闘ってくれたのはありがたいし、自分一人では見えなかった世界が広がった」と感謝した。
サヨナラ公演は7月17日、兵庫・宝塚大劇場で開幕する「fff―フォルティッシモ―~歓喜に歌え!~/シルクロード~盗賊と宝石~」(8月17日まで、東京宝塚劇場は9月4日~10月11日)。トップ娘役・真彩は午後、宝塚市内で会見を行う。