武田梨奈 憧れの武田鉄矢との共演に“号泣”「全身の力が抜けました 夢のよう」
2020年02月20日 16:47
芸能
2015年にBSジャパンでドラマ第1弾が放送されてから5年、今回が第5弾。「ドラマがこのように長く続くことってありがたいこと。皆さんが見てくださって続くんだなとあらためて実感して、感謝の気持ちでいっぱい。年に1回撮影があるので、親戚が集まるような感覚でやらせてもらっています」と充実感をのぞかせた。
Season1ではほとんどお酒も飲めなかったというが、最近では一人でお酒をたしなむことも増えたそう。「スナック行きますね。バーとか行くほうがちょっと緊張しちゃう。スナックは一人で来ているお客さんがたくさんいますし、近所のおじさまと一緒に飲んだりしています。皆さん、娘のようにかわいがってくれて、一緒にデュエット歌わせていただいたり。これからもスナックとかいっぱい行こう!」と満面の笑みを浮かべた。
今シーズンでは、原作コミックスのスピンオフ作品「大衆居酒屋ワカオ ワカコ酒別店」の初の実写化。第6話で「大衆居酒屋若尾」の店主・ワカオ役で武田鉄矢(70)も出演する。梨奈は小学生の頃から鉄矢の大ファンだといい、「ちょっと言葉で軽々しく言えないぐらい重みがあった。最初に武田鉄矢さんに出演オファーをしたと聞いても、あまり信じてなった。撮影日まで期待しないようと思ってました。自分の初めての主演のドラマで武田鉄矢さんがゲストで夢のよう。役名もワカコとワカオ、ごほうびだらけの撮影でした」と感激。2日間の撮影では、言葉を交わさなかったというが、「最後の最後に声をかけてくださって、『人見知りだから全然話せなくてごめんね』って。その瞬間に全身の力が抜けました」と撮影終了後は思わず号泣してしまったという。
会見では、そんな鉄矢から「番組がいい人を選んでいるなと。彼女は生活感がある。チャンスがあればもっともっと頑張ってほしい」とVTRでエールを送られる場面も。梨奈は「本当に、本当にうれしいですね。結構自分の中にコンプレックスがたくさんあって。同世代の女優さんとかすごくキラキラしていて、芸能界ってこういうところなんだ!と思うことたくさんあるし、あまり向いてないなと思う部分もある。生活感があるってほめてくださったのが凄くうれしいですね」と目を潤ませた。
月刊「コミックゼノン」で連載中の新久千映氏のグルメ漫画が原作。“酒呑みの舌”を持つ26歳のOL・ワカコがさまざまな場所で女ひとり酒を堪能していく。