大泉洋 小池栄子の感動あいさつに大慌て、突然の泣きまねに周囲は…
2020年02月23日 18:27
芸能
対照的に小池は、「本当に入ってきた瞬間、感動しました。このご時世って話もありましたし、アカデミー賞(の授賞式)が終わって数ある作品がある中に、お忙しい時間を使って、こうやって来て下さって。本当に感動しております…ちょっとウルウルしちゃいます」と目は真っ赤。「本当に、お客さん来て下さるかなって。連日ニュースを見るたびに、ちょっと不安に思っていて。後ろの列の皆様の笑顔もしっかり見えますし、手を振って下さって本当に、本当にありがとうございます」と目頭を押さえた。
感情のこもった小池の言葉に場内から大きな拍手。成島監督も「今日は半分くらい来てくれればいいなって正直思っていました。それが、こんなに来てくれて」と続くと、大泉は大慌て。突然泣きまねを始め、「ちょっとウルウルしています。半分くらいしか来てもらえないんじゃないかと思って…」と仕切り直すと、小池は「(お客さんの反応を)欲しがるよね~」と少しあきれ顔に。
大泉は「記者のみなさんにお願いがあります。さっき僕が”俺だけマスクしないから…”って言ったことは絶対書かないで下さい。今のご時世、ネットに書かれると俺だけがまた最低なヤツみたいに書かれ、小池栄子の顔だけが(ネットに)あがるのは悔しくてしょうがない」と泣き言を続けた。
さらに小池を見つめ、「オマエ、ズルいな~今日。本当そういうところ、ズルいよオマエ。やべぇ本当。ここからにして下さい、使うの、マスコミのみなさん」と呼びかけた。
小池は、「ねぇ、全然、涙流れていない」と大泉のうそ泣きをばらすと、司会者もタイトルに絡めて「ウソから始まる、ごあいさつということで」とまとめた。
これ以降、大泉は警戒。「今日ばかりは君の出方を見たいんだよ」と小池よりは先にコメントせずに出方を待った。
映画は太宰治の未完の遺作を、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(57)が独自視点で完成させた戯曲の映像作品化。周囲の女性たちを次々とダメにしてしまうモテ男を大泉が演じ、小池はガサツで小汚いけど美人なパワフル女性役。偽夫婦を演じ合った2人の宣伝キャンペーンはこの日が最後となった。