斎藤工「人生最大のミッション」 福島での聖火ランナーに気合十分
2020年02月26日 15:19
芸能
新型コロナウイルスの感染拡大を受けては「お客さんも、不安な中、皆さんもいらっしゃったと思うんですけど、僕らもそれは同じで」と発言。「まず光が見えたらなと。それがない状態なので、不安を探せばいくらでも出る」と現状を見据え「早く安心したいなと思います」と続けていた。
その後、改めて福島を訪れることについての心境を問われると「東京から行くんですけれど、帰る場所でもあるので、走っているときだけじゃなくて、福島の方たちと、触れ合ったり、コミュニケーションを取る時間があったら、より彼らの思いも含めて走れるんじゃないかなと思って、その時間を楽しみにしています」とコメント。
福島第一原発を扱った映画「Fukushima50」に出演している斎藤は、福島を訪れた際に「ニュースがどんどん移っていくこと(風化)による心の災害」を実感したことにも言及。「それは他の被災地もそうだと思うんですけど、僕なんかは娯楽に携わる人間として、また聖火ランナーという大役も含めてですけど、皆さんと楽しい思い出というか、少しでもポジティブに空間を共有できるように、これからも務めてまいります」と話していた。
イベントには、2004年アテネパラリンピック水泳銀メダリスト・江島大佑選手(34)、12年ロンドン五輪卓球女子団体銀メダリスト・平野早矢香さん(34)も登壇した。