出川哲朗 「電波少年」ロケで出された衝撃のカンペに「忘れもしない」
2020年02月29日 15:16
芸能
「その時は国連の代表が明石さんという日本人だったんです。明石さんに明石焼きを食べさせに行くという、それだけのロケ。それもアポなしで…。ロケハンなんてできない。なぜなら戦時中だから。今なら絶対にやれない。本当のリアルなアポなしなんで、アポも取ってないし、よくできたなって」と当時を振り返り、苦笑するばかり。その中でも衝撃だったのが同行ディレクターからのカンペだったようで「忘れもしない。『撃たれて!』ってカンペ出されて…おいしいから」と告白。これにはスタジオから「嫌だよ」「信じられない」と驚きの声が上がった。
そんなつらい番組への参加の弊害は「街で松村狩り、出川狩りが本当に始まるんです。渋谷とか新宿に行くと、なぜか出川と松村は狩っていいってなっちゃう。俺、狩られちゃうんですよ」と出川。「ロケじゃなく、プライベートで。狩られちゃうんですよ。狩り。本当に地獄でしたね。渋谷とかでもロケできない。最初は笑ってるけど、そのあとだんだんチーマーが『出川はロケやってんぞ』って近づいてきて、早歩きのところ、50人ぐらいのチーマーが(追ってくる)。もうアメリカのギャング映画ですよ。本当にそれが日常だったから」と回顧した。さらに、自宅にも毎晩のように来られたといい、つらかったことを明かした。
それでも番組に出続けた理由を聞かれた出川は「本当に頭来たけど、スタジオがウケるんだよ。それが性(さが)なんで」と笑っていた。