阪急阪神ホールディングスの角和夫代表取締役会長が2日、兵庫・宝塚音楽学校で行われた第106期生の卒業式に出席し、祝辞の中で宝塚OGによる“夢組”プランについて言及した。同プランについては歌劇団の小川友次理事長が年頭の懇親会で話しており、これに呼応した形だ。
角会長は「まだ正式に発表する段階ではない」と前置きした上で「大学を卒業したら大学院がある。宝塚を卒業後も舞台に情熱を持った方をきちんとした形で組織化したい。上質なショーを提供し、最終的には海外にも行けるような」と述べた。
1月には小川理事長が、2025年の大阪・関西万博への協力を見据えOGの結集に言及し「(会場のが)夢洲でもあるから“夢組”でもいいか」などと発言していた。