野田秀樹氏「劇場閉鎖は演劇の死」意見書に演劇界から賛同の声
2020年03月02日 18:04
芸能
野田氏の意見書に、劇作家の平田オリザ氏(57)ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏(57)谷賢一氏(37)らが「連帯」を表明。
俳優の八嶋智人(49)はツイッターで「僕らはね、やりたいのです、やるために、たくさんの準備をするのです、今だから、来ることが困難な人は来ない方が良いし、でも来たい人は来たら良いという状況を創っておかないと、劇場は開けとかないといけないと、やっぱり思うのです。そして演劇を観る事で免疫力は上がるという事実も含めてね」と記した。
俳優の小手伸也(46)はツイッターで、野田氏の意見に賛否あることに「もちろん反論も大切です。演劇人たちも事態の深刻さを理解してるし堪えている。それが百万から億単位の借金になるとしても命には替えられない。覚悟の無い舞台なんて無いです。でも“これで潰れる娯楽なら無くていい”は違いませんか?こんな時だからこそエンタメが救える心もあると信じてるんです彼らは」と投稿。
続けて「難しいですね。本当に難しい。『演劇の死』なんてパワーワードをわざと選んだ野田さんの危機感も、大勢が集まること自体がネックであるという人たちの危機感も分かる。だからこその危機感は自分に向けて、先ずは頻繁な手洗い・うがい、後は自己免疫力を高める努力をしようと僕は思っております」と思いをつづった。