IKKOが20年闘っている病…克服のカギは「大丈夫」 「今考えればいい勉強だった」
2020年03月02日 21:48
芸能
当時IKKOは1日4~5本の仕事を掛け持ちしていたため、病院に行く暇がなかったが、このままでは仕事に支障が出る…と意を決して心療内科を訪問。そこで「パニック障害かもしれません」と告げられたという。IKKOはこの日共演した和田アキ子(69)も認める「気づかいの人」。完璧主義のため、それがストレスをため、パニック障害を発症する要因の一つとなってしまったようだ。
パニック障害は突然訪れる恐怖感や強い不安によって、激しい動悸、めまい、呼吸困難などの発作が起き、繰り返されるという。脳から分泌されるホルモン、セロトニンが減少することが要因のひとつと言われ、患者数は24年前からおよそ10倍と急増。約100人に1人が発症するという。近年ではKing&Princeの岩橋玄樹(23)、歌手、女優として活躍する女優の大場久美子(60)、中川家の兄・剛(49)や、女優の比企理恵(54)、タレントの釈由美子(41)らもパニック障害を告白している。
IKKOは、ある医師から「お守りをあげますね」と「大丈夫」と書いた紙をもらい「絶対に焦らないで、大丈夫、大丈夫と思ってください。気持ちを楽に持つことがすごく大切なんですよ」と言われ、その言葉で克服したという。現在はほぼ完治したが、突然の発作に備え、薬を常備「自分の技量以上のことをやろうとしちゃったのかな。今考えればいい勉強だった。絶対に焦らずに大丈夫、大丈夫ってやることが大事だったかな」と語った。