玉川徹氏 首相の特措法改正方針に「スピードが大事…そもそもこういう時のために…」
2020年03月05日 12:28
芸能
玉川氏は、この問題を取材したと言い「あくまで今回の新型コロナウイルスは、特措法に関して適用にならないから、適用できないんだというのが官僚の説明だそうです」と説明。その上で「スピードが大事なわけです。改正しますと、それで国会でもんで改正通しますってことは来週の半ばくらいになっちゃうわけですね。そうするとせっかく安倍総理が2週間休みにするって言った2週間のほとんどを使っちゃうことになる。何のために学校閉めたのかって言ったら、今やらないと、この1、2週間が大事だからやらないとって言ってるんで、とにかく早い対応が今、スピードが大事なんですね」と指摘した。
そして、「スピードが大事だって言えば、今使える法律があるんだったら使いましょうっていうのがいいわけで、そもそも法律を作っているのはこういう時のためにわざわざ法律を作っているわけですから」と力説。「今改正しようって言ってるのも、ようするにコロナにも使えますっていうふうなところを入れるためだけの改正ですからね、基本的に」とし、「だったらそんなことする必要はないんじゃないのかと。ただテレビを見ている人からすると、“だって法律が変えないと使えないんでしょ”というふうに思っている人いっぱいいると思うんですが」と話した。
また、「岡田先生(白鴎大学教育学部の岡田晴恵教授)が従前から、1カ月くらい前から(現行法を)適用すべきだとおしゃっているけど、いまだに適用していない。理由は分からないけど適用しなかったと。だけど本当は適用できるのに適用しなかったってことになると、何でやらなかったんだって話になる。何でわざわざ遅らせたんだと。その理屈として新しい法律じゃないと適用できないから、ここまで適用できなかったんですっていう話だったらすっと通るわけですね。だからそのためにわざわざ改正しようとしてるんじゃないかっていうふうな見方があります」と私見を述べ、「もしかそうじゃないんだったら国会でそれを明らかにしていただきたい。これは総理じゃないかな、厚労省かな、厚労相ですね」とした。