英バンド、レッド・ツェッペリンの名曲「天国への階段」が盗作かどうかを巡る著作権侵害訴訟で米サンフランシスコの連邦高裁は9日、盗作には当たらないとした一審判決を支持する判断を下した。ツェッペリン側が勝訴した。ロイター通信によると、原告側は上訴も排除しない姿勢を示した。
天国への階段は1971年発表の名盤「レッド・ツェッペリン4」に収録されたロック史に残る名曲。米バンド「スピリット」のギタリスト(故人)の代理人が、同バンドの曲「トーラス」との類似性を指摘して2014年に提訴し音楽界で最も有名な盗作疑惑裁判の一つとなった。