新生PARCO劇場こけら落とし公演「ピサロ」延期 初日13日→20日に
2020年03月12日 15:34
芸能
PARCO劇場は政府要請を受けて12日、公式サイトで「開催にあたっての予防策、拡散防止策を講じ、13日開幕予定で準備を進めて参りました。しかしながら本日までの感染状況、政府及び関係諸機関の動向を鑑み、残念ながらこのような苦渋の判断をさせていただくことになりました」と説明した。
PARCO劇場オープニング・シリーズの第1弾。英劇作家ピーター・シェーファー氏の傑作戯曲で、翻訳・伊丹十三、演出ウィル・タケット氏。インカ帝国征服を目論む成り上がりのスペイン将軍ピサロ(渡辺)と、2400万人を従えるインカの王アタワルパ(宮沢氷魚)を描く。山崎努(83)主演により、1985年に旧PARCO劇場で上演された伝説の作品。当時アタワルパを演じた渡辺が今回、ピサロに挑む。
新生PARCO劇場は今年1月24日に開場。こけら落とし公演は落語「志の輔らくご~PARCO劇場こけら落とし~」、朗読劇「ラヴ・レターズ~こけら落としスペシャル~」を上演したが、演劇公演としては「ピサロ」が第1弾となる。