珠城りょう、涙の退団発表「最後まで男役を追求したい」
2020年03月17日 12:11
芸能
08年に初舞台を踏んだ珠城は入団当初から恵まれた体格、ダイナミックなダンスで注目を集め16年9月、トップスター就任。入団9年目のトップ就任は近年では天海祐希(52)の7年目に次ぐスピード出世として話題になった。会見ではこのことにも触れ「天海さんに対して失礼だから“辞めてくれ~”と思っていたんですが、私にできる精いっぱいを出して舞台に向き合うことで、全力でがむしゃらに走り続けてきました」。
退団約11カ月も前に発表するのは異例だが、珠城は「早く退団を発表することによって、残ってくれる子たちが“自分たちが引っ張っていかなくちゃいけないんだ”と今以上に次のステップに踏み出してくれたらいいなと」と早期の退団発表に込めた思いを打ち明けた。
退団後の芸能活動については「今は最後まで男役を追求して、存分に楽しんで。きちんと次の代に引き継げるように。今はそれしか考えていないです」ときっぱり。恒例の質問である「結婚について」は、左手の甲を掲げ「(結婚指輪が)見えないな~ということで…。組の皆にもその(結婚の)質問があると思うので“面白い返しをしてきて下さい”と言われましたが、今のが限界です」と笑った。
サヨナラ公演は11月13日に兵庫・宝塚大劇場で開幕する「桜嵐記(おうらんき)/Dream Chaser」(12月14日まで。東京宝塚劇場は来年1月~2月14日)。