伊藤健太郎“泣いてはいけない”「スカーレット」で涙 戸田恵梨香の「ぬくもりがヤバすぎて」
2020年03月18日 11:21
芸能
伊藤は「あのシーンね、なかなか僕も、武志として演じさせてもらっている中でも、1位、2位を争うぐらいの結構記憶に残っているシーン」だと紹介。「武志の病名は白血病や」と告げられ、自分の余命が3~5年だと知っても平常心を装おうとする武志の頬を、喜美子が手で挟み「死なさへん、絶対に死なさへんからな、お母ちゃんが生かしたる」と包み込むシーンには、ネット上でも「こんなつらい展開ある?」「胸が締め付けられる」などの声が寄せられていた。
伊藤は、「放送では、あそこで終わってたんですけど、あの後もう1、2分ぐらい長くあるんですよ。実は」と演技がカットされていたことを報告。実際には放送されなかった「最後の方で、泣いてましたね、僕は」と告白した。
「お母ちゃんがすごい、こう…ほっぺを、両方のほっぺを手で押さえてくれていたじゃないですか。それのぬくもりがヤバすぎて。母親のぬくもりみたいなものを凄く感じて」と涙腺が一気に緩んだという。
さらに、「あの瞬間、凄くお母ちゃんの姿がめちゃくちゃ大きく見えて。心強い『生かしたる』っていう言葉にすごく打たれ。あのシーンは、僕耐えられなかったっていうのもあって。実際は」と、泣いてはいけない場面で涙が込み上げたことを力説。
カットについては「放送が正解なので、いらない部分ではあるんですけど」と納得している様子だ。
戸田も番組ブログに「頭で考えるとここは泣いてはいけないシーンだと伊藤さんも分かっていたと思うのですが、感情が勝ってしまうとどうしても涙が抑えきれなくなってしまうんですよね。私にとっても伊藤さんにとっても、素直な気持ちで演じるとこうならざるをえない、という難しさがあるなと思いました」とつづっている。