「100日後に死ぬワニ」作者 最終話投稿日にTV出演、ラストへの思い明かす
2020年03月20日 18:25
芸能
スタジオ生出演したきくちさん。MCの加藤浩次(50)から「1話から100話まで書いた上での投稿だったのですか?それとも書きながらだったのですか?」と質問を受けると「書きながらやってましたね」と返答。「形というか、プランは最初から?」と聞かれると「内容は頭に入っていて、やりたいなと思って書き出しました」と語った。
加藤が「(4コマの一番下に)『死まであと○日』と出ている。このコンセプトはどうやって思いついたんですか」と続けると、きくちさんは「見ている人が終わりを意識してくれるようにしたかった。僕らもいずれ死んでしまうが、それを考えながら生活すると、今やるべきこととか、これは今やるべきことじゃないなとかが見えてくるのではないかなと思った」と明かした。
コメントを聞いた加藤は「凄い。4コマでの起承転結じゃなくて、その下の『死まであと○日』という文字がオチという新しい形だなと思った」と絶賛。「なんか70日、60日になってくると、笑えない自分になってきた。それはきくちさんの狙いだったのですか」と質問。きくちさんは「そう思ってもらえたら嬉しいです。自分に置き換えてくれたら。自分があと30日だったら何をしようとか。ワニは僕らと一緒で、死ぬ日が分かっていない。それぞれの人がこの漫画を見て、その気持ちを生かしてくれたら嬉しい」と語った。
99日目の4コマ内で「ところにり雨ですが」というセリフがあり、一部ネットでは「よ」が抜けていることに何か意味があるのではと話題になったが、きくちさんは「これは、ミスです」と明かし、スタジオの笑いを誘った。
ついに迎えた100日目。ラストについての思いを聞かれると「終わり方はそんなに重要ではないと思っている。(作品を通じて)いろんなことを考えてもらえたらと思います」とコメントした。