TBS社長 4月スタート「半沢直樹」続編に期待感「テレビの力を発揮したい」
2020年03月25日 16:46
芸能
編成担当の伊佐野英樹取締役は「前のシリーズもそうだったが、日曜の夜にみんなを元気にしたいという思いがものすごく強い。そういうドラマにしたいと思って今作っている。(現在の)新型コロナでの微妙な空気感というか、家の中で外に出るな、みたいな空気で、元気を届けられないかとさらに強く思っている」と制作側の思いを代弁。「そういう風になればということで、数字はそのあと、どうなるかわからない」と苦笑した。
前作はベストセラー作家・池井戸潤氏の「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」が原作。2013年7月期に放送され、堺雅人(46)演じる東京中央銀行のバンカー・半沢直樹が行内の数々の不正を暴く逆転劇を痛快に描き、視聴者の心をわしづかみにした。最終回の平均視聴率は平成ドラマ1位となる42・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、社会現象に。決めぜりふの「倍返し」は新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた。
続編は「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作。香川照之(54)が演じる東京中央銀行・大和田常務のほか、半沢の妻・花役の上戸彩(34)、半沢と同期の頼りになる情報通・渡真利忍役の及川光博(50)、半沢の前に立ちはだかったオネエ口調の金融庁検査官・黒崎駿一役の片岡愛之助(48)、半沢に東京セントラル証券への出向を命じた頭取・中野渡謙役の北大路欣也(77)らが再登板する。さらに、新キャストとして、敵役に歌舞伎俳優の市川猿之助(44)古田新太(54)江口のりこ(39)筒井道隆(48)賀来賢人(30)今田美桜(23)ら豪華キャストが加わる。