志村さんなら「だいじょぶだァー」東村山の和菓子店、看板饅頭で地元スターの復活願う!
2020年03月28日 05:30
芸能
餅萬は創業144年の老舗和菓子店で、深井氏で7代目。11年前に亡くなった先代の父・克己さんが志村と同級生だった。1987年からフジテレビ系列で放送が開始されたお笑い番組「志村けんのだいじょうぶだぁ」の中に饅頭を題材にしたコントがあったことから、志村本人の許可を得て、89年に克己さんが「だいじょぶだァー饅頭」(5個入り、750円=税込み)を発売。「だいじょぶだァー」(小倉あん)と「だっふんだァー」(うぐいすあん)の焼き印が入った2種類で、いずれも上品な甘さが人気だ。
ニュースを見た客が「買って、食べることで元気になってもらいたい」と願掛けを兼ねて買っていったそうで、深井氏は「本当にそういう声はありがたいですね」と何度も頭を下げた。
志村は「東村山音頭」で「東村山」の名前を全国区にした地元のヒーロー。深井氏自身は志村の話を父から聞き、近所に住む志村の長兄夫妻と親しい間柄。それだけに、志村が今夏開催予定だった東京五輪の聖火ランナーとして東村山市を走ることが発表された時には「おめでとう!って思って、沿道に見に行くつもりだった」という。
「志村さんは世代を超えたファンがいらっしゃって愛されています。とにかく元気になってほしいが、復帰じゃなくて、まずは回復を願っています。元気になられて“大丈夫だあ”っていう第一声が聞きたいです」。東村山の大スターの復活を祈っている。