長谷川博己主演「麒麟がくる」第11話 BS“早麒麟”好調 また番組最高5・5%!本放送は14・3%
2020年03月30日 09:33
芸能
大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを照らす。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。
第11話は「将軍の涙」。再び今川義元(片岡愛之助)が尾張に攻め入り、次々と織田方の南部の領地を制圧していく。ついに非力ぶりを露呈した織田信秀(高橋克典)は、斎藤道三(本木雅弘)に援軍を頼むが、高政(伊藤英明)や稲葉(村田雄浩)らが尾張との和議を独断で決めた道三を糾弾しており、美濃は一枚岩ではなかった。兵が出せない由を尾張に伝えにいく明智光秀(長谷川)。このままでは人質同然の帰蝶(川口春奈)が犠牲になってしまうことを恐れていると、ふと信長(染谷将太)が、かつて京の将軍家のとりなしで美濃の内紛が収まった話を思い出す。光秀は道三に将軍家への取りなしを依頼しに戻るも、金がかかると難色を示される。そこで、高政のとりなしで守護の土岐頼芸(尾美としのり)の元を訪ねるが、道三をよく思わない頼芸はその願いを突っぱねる…という展開だった。