志村けんさん 歌芸でも一世風び 「東村山音頭」「♪カラスの勝手でしょ~」「変なおじさん」
2020年03月30日 13:02
芸能
![志村けんさん 歌芸でも一世風び 「東村山音頭」「♪カラスの勝手でしょ~」「変なおじさん」](/entertainment/news/2020/03/28/jpeg/20200328s00041000011000p_view.jpg)
故荒井注さん(00年2月に71歳で死去)の後任として苦戦中、起死回生のギャグが「東村山音頭」。地元の東京都東村山市を「4丁目」「3丁目」「1丁目」の3部構成で歌い、のどかだった音頭から激しく一転する「1丁目」で爆笑を誘うのがトレードマークとなった。
TBS「8時だョ!全員集合」で国民的人気となったこの曲は76年にレコード化。同番組からは79年に、加藤茶(77)とタキシード姿で「ヒゲダンス」とコントを繰り広げる時のBGM「『ヒゲ』のテーマ」もシングル発売。翌80年には童謡「七つの子」の替え唄「♪カラスの勝手でしょ~」も定番ギャグに加えた。
童謡では「ぞうさん」を替え歌にした下ネタも披露。英語の一人称変格「I,my,me,mine」と、ビートルズ作品「I ME MINE」にヒントを得たギャグ「アー・ミー・マー」もあった。
「変なおじさん」のメロディーは、喜納昌吉(71)らの歌唱で知られる沖縄民謡「ハイサイおじさん」だ。
フジテレビ「志村けんのだいじょうぶだぁ」からも88年に「ウンジャラゲ」、93年には「婆様と爺様のセレナーデ」がCD発売。
つんく♂(51)プロデュースで研ナオコ(66)とのユニット「けん♀♂けん」を組んだり、「バカ殿様とミニモニ姫。」としてCDも製作した。