アジアン馬場園の舞台初挑戦追う 新境地へ「全力で表現する」、初日の演技は…
2020年03月30日 17:48
芸能
馬場園が挑む初舞台の劇団は「東京マハロ」。主宰で脚本・演出を手掛ける矢島弘一(44)が2006年に旗揚げした。今回、上演する舞台は「彼の名はレオナルド」。「最後の晩餐」の作者であるレオナルド・ダ・ヴィンチの生涯を描く。馬場園が演じるのは、運命にほんろうされる主人公を支える重要なポジションのイザベラ役。矢島は「舞台女優としての馬場園さんの感情を引っ張り出したい」と期待を寄せる。
馬場園が初舞台に挑むきっかけになったのは、彼女が尊敬する女優・篠原あさみの舞台を観劇に行き、矢島との縁が出来たことによる。矢島からのオファーを受けて初舞台に挑戦する馬場園だが「漫才も前もってネタを作って練習して、その成果をお客さんにみてもらう。ただし、その成果がお客さんに見えてしまったら面白くない」と語り、いかにアドリブのように自然体に見せるかが舞台との共通点であり「舞台に出演することで演技の幅を広げ、漫才に生かしたい」と意気込む。
大阪と東京を行き来する多忙な日々のなかで、台本のせりふが覚えられず、舞台の稽古で共演者から後れをとる馬場園。最大の見せ場のシーンでは矢島から「もっと熱量をもってやって欲しい」とダメ出しを受ける。矢島の期待に応えようと必死に稽古に励む馬場園は「自分の思ったことを全力で表現する」ことによって、「自分がこうだと思ったことを全力でやってもいいんだという自信がついた」そんな手ごたえも感じている。いよいよ舞台初日を迎える。果たして馬場園はどのような演技を見せるのか。