藤井聡太七段 棋聖戦準決勝進出、タイトル初挑戦へあと2!千日手指し直し局で勝利
2020年03月31日 22:41
芸能
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厳しい戦いとなった年度最終対局を制し、史上初の3年連続勝率8割以上という偉業に花を添えた藤井。準決勝では郷田真隆九段(49)と佐藤天彦九段(32)の勝者と対戦するが「次の対局も非常に大事ですが、普段通り落ち着いて指せれば」と話した。
記録4部門のうち、勝数と勝率で1位が確定。53勝12敗、勝率0・815(いずれも未公開対局を含む)の成績で実質的なプロ3年目を終えた。
来年度の目標はもちろん初のタイトル挑戦と獲得。棋聖戦は藤井にとって史上最年少タイトル挑戦記録更新がかかる最後の棋戦で、現在の記録は屋敷伸之九段(48)が持つ17歳10カ月だ。決勝まであと2つ勝てば、冠保持者の渡辺明3冠(棋王、王将を含む=35)への挑戦権を手にできる。
タイトル獲得の最年少記録(屋敷の18歳6カ月)は棋聖に王位、王座、竜王戦を加えた4棋戦で更新の可能性がある。来年度は更なる藤井旋風が吹き荒れそうだ。