IKKO「優しくできなくて…」 父親との“確執”語るも…余命40日、病床での言葉を知り感涙
2020年04月11日 21:29
芸能
IKKOは4人兄弟の長男。父は「男の子らしく」育てたかったという。電気代の集金を仕事としていた父について「頭ばっかり下げている父が、私は大嫌いだった。そこまで頭を下げて生きていかなきゃいけないのかなって、小さい時にずっと思っていたけど。優しくすることも出来なくて…」。大人になってからも、父との距離感に悩んでいたことが心残り。「本当の意味での優しさっていうのが、私には足りない気がします」と吐露した。
そんなIKKOは母・朝子さん(83)に対してずっと聞きたかったことがあったと告白。「自分の家を39歳で建てたときに(父が)来てくれて、(自分の)彼を紹介したじゃない、お父さんすごく嫌だったと思うけど。下向いてずっと一言もしゃべらなくなって家を出て行ったでしょ?」と、カミングアウトした際の父の心情を尋ねた。
「それだけは賛成できないって言っていた」と明かした朝子さん。幸信さんが、ガンで余命40日と宣告された時の話として、「入院して長く生きられないのが自分自身にも分かったんじゃないか。その時にね、『IKKOっていうのは自分の息子』って婦長さんとかに自慢していた。お母さんはうれしかった。お父さん、許してくれたんやねって思って」と打ち明けた。IKKOはうなずきながら、無言で涙をぬぐっていた。