「エール」志村けんさん役名 窪田正孝のセリフ中に初登場「小山田先生のような…」
2020年04月13日 08:15
芸能
第11話は、裕一(窪田)は福島の商業学校の4年生。当時大流行したハーモニカの倶楽部に入って授業そっちのけで音楽に夢中の毎日を送っていたせいで留年し、2度目の4年生だった。長男でありながら家業のことを気にせず自分の好きなことばかりやる自由な裕一の姿勢に、弟の浩二(佐久本宝)は反発し…という展開。
妻・まさ(菊池桃子)の兄・権藤茂兵衛(風間杜夫)の家への養子や古山家の跡継ぎのこともあり、ある日、父・三郎(唐沢寿明)は「音楽家になりてえのか?」と確認。裕一は「小山田先生のような、西洋音楽を作曲する音楽家になる」と夢を明かす。
今月2日放送の第4話。裕一(石田星空)は小学5年生になり、音楽教育に情熱を傾ける藤堂先生(森山直太朗)が担任に。ある日、北原白秋の詩に曲をつける宿題を出され、裕一は父が買ってくれた「作曲入門」を4~5時間も読み続け、翌日、曲を完成。この本の著者こそが小山田耕三。音楽の勉強を独学で続けてきた裕一の指針となったのだった。
関係者は「途中で志村さんから別の方に代わると、どうしても人物のイメージが変わってしまう。ここまで頑張ってくださったので、最後まで小山田は志村さんで行きたい」。ナレーションを効果的に使い、小山田が手紙で主人公に対してエールを送ることも検討されている。
志村さんは昨年12月から撮影に入り、3月6日が最後に。次回の収録は今月10日に予定されていたが、志村さんが新型コロナウイルスに感染し、3月20日に入院した後には一度、時期を遅らせる準備も進め、志村さんの復帰を待っていた。