大林監督、都内で家族葬…CMで経営危機から救われた「マンダム」が感謝

2020年04月14日 05:30

芸能

大林監督、都内で家族葬…CMで経営危機から救われた「マンダム」が感謝
大林宣彦監督
 肺がんのため10日に死去した映画監督の大林宣彦さん(享年82)の家族葬が13日、都内の寺院でしめやかに営まれた。プロデューサーとして大林作品を支え続けた妻の恭子さんが喪主を務めた。
 この日、大林監督がCMを手掛けた株式会社「マンダム」は追悼のコメントを寄せた。1970年、経営危機に直面していた同社が社運を懸けて誕生させたのが「マンダム」ブランド。テレビCMにチャールズ・ブロンソンさんを起用し大ヒット。「う~ん、マンダム」のフレーズは流行語になり、「丹頂株式会社」から「マンダム」に社名変更したほどだった。ブランド誕生50年の年の訃報。西村元延社長は感謝の言葉とともに「社員一同を代表し衷心よりお悔やみ申し上げます」と悼んだ。
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