甲斐よしひろ　安倍首相は「コロナ対策を感染症対策じゃなく、経済対策だと捉えている節が」

　歌手の甲斐よしひろ(67)が14日、フジテレビ「バイキング」（月～金曜前11・55）で、安倍晋三首相の新型コロナウイルス対策について「コロナ対策を感染症対策じゃなく、経済対策だと捉えている節があって」と批判した。 　「国民の命を守るというよりも、経済の悪化を防ぐっていうふうに力点がいっちゃって。何か節々であいまいなところがあるじゃないですか。それが気になりますよね」と指摘。

　緊急事態宣言による外出自粛要請と休業補償について「飲み屋に行かせないなら“行くな、行くな”って言うよりも、飲み屋を閉めちゃって塞いじゃった方が行かなくなる。だから、ちゃんと補償しなきゃダメだというのがやっぱり論理だと思うんですよ」と持論を述べた。

　さらに「そういうふうになって行ってないから、シンプルな論理になって行ってないから何か都と国がズレていく。シンプルじゃない分、気持ち悪いですよね」と続けた。

　司会の坂上忍(52)も、政府の各自治体への姿勢について「口は出すけどカネは出さないみたいになっちゃっているみたい」と皮肉った。