TOKYO FM 40代男性社員が新型コロナウイルス感染 報道情報センター所属

2020年04月15日 15:56

芸能

 TOKYO FMは15日、生放送番組「THE TRAD」(月~木曜後3・00)のニュース速報中に、40代の男性社員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。報道情報センターに所属する社員。
 「報道情報センターに所属する40代の男性社員が新型コロナウイルスに感染していることが昨日分かりました。この社員は肺炎の症状はありますが、現在は自宅で待機をしております」と報告。

 「TOKYO FMではこれまで感染予防の重要性をお伝えしてきた中で、このような事態となったことを重く受け止めています。今後も保健所などと連係し、社内および社外での感染拡大防止と番組出演者、スタッフらの安全確保に努めてまいります」と伝えた。

 同局は公式サイトで経緯・経過を説明。当該社員は3日に喉の痛みで病院に行き風邪の診断で薬を処方された。軽いせきの症状はあったが勤務を続けた。だが、8日の勤務終了後自宅での検温で再度37・5度の発熱が認められ、その後は自宅で待機したものの発熱が続いたため11日に別の医療機関でレントゲン検査を受けたが肺炎の症状は認められなかったという。だが、その後も症状は改善せず13日にさらに別の医療機関で再度レントゲン検査を受けたところ肺炎の症状が認められ、PCR検査の結果、陽性との診断が14日夜に出たと報告した。

 既に当該社員が勤務した社内のスタジオ等のエリアの消毒を実施。そのエリアにある生放送スタジオの使用も中止し、生放送実施を他のスタジオに移したという。

 この日の「THE TRAD」は、出演者の吉田明世アナウンサー(32)がオープニングで「今日はTOKYO FMから少し歩いた所にある、いつもとは違うスタジオから生放送でお送りします」とコメントしていた。
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