日テレ、映画「時をかける少女」で大林宣彦さん追悼テロップ「心よりご冥福をお祈りいたします」
2020年04月18日 15:43
芸能
放送ラストに「大林宣彦監督 心よりご冥福をお祈りいたします」とテロップが流れ、大林さんを追悼した。
主演の原田は11日に公式ツイッターを更新。恩師の訃報に「大林宣彦監督 在りし日のお姿を偲びつつ、ご冥福をお祈りいたします」と思いをつづった。
大林さんは16年、肺がんで余命3カ月の宣告を受けたことを公表。闘病生活の間にも、映画を撮り続けた。4月には最新作「海辺の映画館-キネマの玉手箱」が公開予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期が発表されていた。
◆大林 宣彦(おおばやし・のぶひこ)1938年(昭13)1月9日生まれ、広島県出身。CMディレクターを経て77年「HOUSE」で商業映画監督デビュー。その後「ねらわれた学園」「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」などを発表。92年「青春デンデケデケデケ」で日本アカデミー賞優秀監督賞。98年「SADA 戯作・阿部定の生涯」でベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。2004年に紫綬褒章、09年に旭日小綬章を受章。19年に文化功労者。