俳優の坂上忍(52)が20日、フジテレビ系「バイキング」(月~金曜前11・55)に出演。麻生太郎財務相が17日の閣議後の記者会見で、新型コロナウイルス対策での全国民への10万円給付について「要望される方、手を挙げる方に配る」と発言したことに言及した。
公明党や野党は一律給付を当初から求めていたが、財務省の反対もあり、7日に閣議決定した緊急経済対策では1世帯30万円の給付で1度決着していた。一律給付の先例はリーマン・ショック後の09年、全国民に1万2000円を配った定額給付金で、当時首相だった麻生氏は、多くが貯蓄に回って経済の下支え効果は限られたとしていた。
坂上は、麻生氏の発言について「そもそも、この人のお金でも何でもないんですけどね。なんであんな言い方されなきゃいけないのか僕はさっぱり分からない」と話した。