クドカン、発症~治療の経緯を詳細に語る「最初は背中が痛くて…」 入院後高熱でアビガン投与
2020年04月20日 16:46
芸能
電話口の宮藤は、経過観察期間も終わり「普通に生活していいって言われている」と明かした。体調については「バッチリ。薬も飲んでいない」「治りました」と話すも、「大変な病気でした」と振り返った。
自身がインフルエンザや腸炎になった経験を引き合いに出し、「今思うとどれとも似ていないというか、どれにも該当しないというか、どれとも間違えようがない症状でした」と告白。「最初は背中が痛くて、とにかく熱が上がったり下がったりがすごかった」と続けた。
体調に異変を感じ、まずは病院に電話。その後、診察を受けたといい、「病院で熱を測ったら、下がっているんですよ…みたいなことが最初あって、腎盂炎(じんうえん)って、診断されて。腎盂炎の治療をやっていた」。再診を受けると「『これは違うんじゃないか』と。調べてくれて。保健所に連絡とってくれて、お手紙書いてくれて。それでもすぐ検査できなくて、次の日かな、次の次の日かな、検査受けてコロナですって言われた」という。
入院すると熱が上がり「アビガン」を飲んだ。「そこから6日くらいかな、段々熱が下がってきてって感じでしたね」。医療現場もまだ手探りの様子だったそう。「保健所の方もそうでしたし、みんなそうでしたけど、大変非常事態なので。自分たちがやっていることが正しいかどうかもわからないけど、とにかく何かしなきゃっていうのをすごく感じましたね」とコメント。「病室がガラス張りだったんですけど。まだ分からないからどんな病気か。廊下にいっぱい先生がいて、ドクターXみたいな状態なんですけど。心電図を見てくれてこうしましょうか、酸素減らしましょうかとか言われて」と状況を説明した。
コロナの初期症状として、味覚障害が生じることもあるとされているが、「味覚がどうとかいうじゃないですか、全然普通に味覚はありましたしね」とし、「ないんですよ、ルールが多分。それを多分今、一生懸命、先生方が採取しているというか、そういうことなんだと思いますね」と語った。
クドカンは、自身の経験談とともに、医師からのメッセージとも紹介。「精神的に落ち込むことによって免疫力が下がる」「とにかく家から出るな、感染者がこれ以上増えなければ必ず撲滅できるはず」などと伝えた。