“3密を避ける”は何だったの? 爆問・太田が疑問「有害なメッセージになる可能性がある」
2020年04月22日 21:55
芸能
「3密」は密閉(空間)・密集(場所)・密接(場面)という3つの“密”のこと。3密が重ならないようにすることが、クラスター(集団)発生防止に重要だとしていた。そのため政府や厚生労働省は「密を避けて外出しましょう!」と強く呼びかけていた。
太田はそのことを踏まえながら、湘南エリアの海岸に多くの人が集まった報道を引用。「そんなに俺には密集しているようには見えないんだよ。全員(の距離)が2メートルかっていうと、そうじゃないかもしれないんだけど」と首をかしげた。
太田は3密について「真ん中の重なる部分だな、と俺は捉えてたのね」と発言。真ん中の重なる部分、すなわち3密の“条件がすべて揃うところ”を回避すればいいと考えていた。よって海岸に集まった人たちは3密を避けていると、太田の目には映っていたのだ。
この主張に相方の田中裕二(55)は、安倍首相の昭恵夫人が大分の神社を50人で参拝した際、首相が「3密ではない」と釈明したことを引用。ニュアンス的にも3密は“条件がすべて揃うところ”で間違いないとしていた。
こうなると商店街にあふれる買い物客についても3密は避けており、なんら問題がないことになる。しかし世間の風潮はいつの間にか「ステイホーム」が主流に。1つの密すら許されない状況となり、買い物客は非難の的となってしまった。太田はこの流れに納得がいかない様子を見せた。
太田は「もし(対策の方針が)途中で変わったのならば『それは3密でなくなりました』と言ってもらわないと、“3密を避ける”って信じてる人たちにとって、間違った情報を政府や都が流し続けているってことになりはしないかな」と主張。さらに「(条件が)『3密』って伝え続けると、今度、間違った行動をとる人が出てくるんじゃないか」と危惧しつつ、結果的に「(3密は)有害なメッセージになる可能性があるから」と警鐘を鳴らしていた。