クドカン、岡江久美子さん訃報に沈痛「感染したというニュースもなく…」

2020年04月27日 16:50

芸能

クドカン、岡江久美子さん訃報に沈痛「感染したというニュースもなく…」
宮藤官九郎 Photo By スポニチ
 新型コロナウイルス感染を先月31日に公表し、今月7日に退院した脚本家で俳優の宮藤官九郎(49)が27日、月曜パーソナリティーを務めるTBSラジオ「ACTION」に電話で生出演。自身の現状を伝えた。
 既に経過観察期間も終わり体調は回復しているが、大事を取って自宅療養を続けている。電話口の宮藤は「改めて皆さんに心配をお掛けして申し訳ありませんでした」とわびてから「ここ数日、(状況が)深刻化しているじゃないですか。この病気の恐ろしさを実感しています。自分は大丈夫だと過信して迂闊(うかつ)な行動によって多くの人を濃厚接触者にしてしまったことを深く反省しています」とコメントした。

 23日に新型コロナウイルスによる肺炎で死去した女優・岡江久美子さん(享年63)の訃報に接して、改めてコロナの恐怖を感じたという。「岡江さんはグループ魂の『嫁とロック』というミニアルバムのジャケットモデルになってもらったんです。僕は“嫁と言ったら岡江久美子さんだ”と思って。凄く気さくで周りを元気にしてくれる人だった。その岡江さんが感染したというニュースもなく、いきなり訃報が飛び込んできた。(最近)同じように自宅待機中で急変して亡くなった方がいらっしゃって。ちょっと違う段階に入ってきているなと思った。もし自分がかかってなかったら、誰かが助かっていたのではないかとか考えてしまう」と神妙に語った。

 宮藤は先週の同番組に電話で生出演し、新型コロナウイルス治療への“切り札”とされる抗インフルエンザ薬「アビガン」を投与し、病状が回復したことを報告した。感染公表後、初めての肉声となった。
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