岡田晴恵教授 東京都の感染者39人に外出自粛の「結果が反映した印象」も警戒緩めず

2020年04月28日 10:41

芸能

岡田晴恵教授 東京都の感染者39人に外出自粛の「結果が反映した印象」も警戒緩めず
テレビ朝日の社屋 Photo By スポニチ
 感染免疫学、公衆衛生学を専門とする白鴎大学教育学部の岡田晴恵教授が28日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。前日27日に発表された東京都の新型コロナウイルス感染者が39人だったことについて、外出自粛の「結果が反映した印象」との見解を示した。
 50人を下回ったのは、13人だった3月30日以来。そもそも月曜日は、検査できる医療機関への検体の持ち込みが一番少ない日でもある。

 岡田教授は、緊急事態宣言の直後で繁華街の人出が減少した2週間前を振り返り「結果が反映した印象ですけど。こういうことをモチベーションにして頑張っていただきたい」と自粛を続ける人たちに呼び掛けた。

 ただ、感染者数の増減以上に「私が気になるのは陽性率。新規の検査分の、陽性者の数。7%を超えるか超えないかで、死亡者が5~10倍変わる。これは早く探知して隔離をするなり、治療をするなり、もしくは流行を抑えるなりといった対策がとれるか、とれないかが大事」と、警戒は緩めていない。

 「ですから東京都にお願いしたいのは、民間の数も含めて新規の検査数はいくつでしたよ、陽性がいくつですよ、何%でしたよということを大阪や他の都道府県のように明確に示して頂かないと。それがより強いモチベーションになるのかな、国民の」と都に求めた。
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