小倉智昭氏、安倍首相を気遣う　東京五輪は「足かせ」「中止って決めちゃえば…」

　キャスターの小倉智昭氏（72）が28日、MCを務めるフジテレビ「とくダネ！」（月～金曜前8・00）にリモート出演し、新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言の期限が5月6日に迫っていることにコメント。解除か延長かについて、来年に延期されてた東京五輪を持ち出しながら「今から中止って決めちゃえば、もっと思い切ったこともできるのかも」と持論を述べた。 　アメリカ、スペインなど、一部外国の感染者、死者数を番組が紹介すると、小倉氏は日本の自粛解除の動きについて言及。「日本より圧倒的に多いわけですよね。それに比べて日本は、そんなに防疫がうまくいっていたのかって思うとそうでもない。これを緩めると、外国並みに膨れちゃう可能性もあるのかなっていう不安もある」と話した。

　さらに「安倍総理も頭が痛いでしょうね。先が見えないことを一生懸命やっているわけで」と安倍首相を気遣った上で、「しかも、来年の東京オリンピックも足かせになっているわけじゃないですか。今から中止って決めちゃえば、もっと思い切ったことも出来るのかもわかんないですけど。ほんとうに難しいと思いますよ」と私見を語っていた。