「エール」コント回にネット爆笑!窪田正孝「思い切り」二階堂ふみ&唐沢寿明&薬師丸ひろ子と全編4人芝居

2020年04月29日 09:30

芸能

「エール」コント回にネット爆笑!窪田正孝「思い切り」二階堂ふみ&唐沢寿明&薬師丸ひろ子と全編4人芝居
連続テレビ小説「エール」第23話のほぼ15分、4人芝居を展開した(左から)窪田正孝、唐沢寿明、薬師丸ひろ子、二階堂ふみ(C)NHK Photo By 提供写真
 NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の第23話が29日に放送され、主演の窪田正孝(31)二階堂ふみ(25)唐沢寿明(56)薬師丸ひろ子(55)による4人芝居がほぼ全編15分にわたって展開された。コント「サラリーマンNEO」「となりのシムラ」、朝ドラ「あまちゃん」などを手掛けたチーフ演出・吉田照幸監督(50)のカラーが色濃く反映された“コント回”。爆笑する視聴者が相次ぎ、インターネット上で反響を呼んだ。
 朝ドラ通算102作目。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・関内音(二階堂)の夫婦愛を描く。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(39)以来、約6年ぶりとなる。

 第23話は、裕一(窪田)が音(二階堂)に会うために豊橋を訪れているとあたりをつけた父・三郎(唐沢)が、豊橋の関内家へ。裕一を福島に連れ帰ってイギリスへの留学に送り出したい三郎と、裕一の将来を思って娘とは別れさせたい音の母・光子(薬師丸)の思惑は一致。裕一&音を交えた話し合いが穏やかに始まる…という展開。

 この日のキャストクレジットはこの4人と、“4者会談”を立ち聞きした音の姉・松井玲奈(28)妹・森七菜(18)、父・光石研(58)(写真)の7人だけ。

 茶の間の4者会談は、裕一が「お嫁に下さい。どうか、お願いします」と突然、音にプロポーズしたことから、波乱に。

 三郎「光子さん、話が違いませんか?あなた、先ほど言いましたよね。娘には別れろといってある。娘も了承していると。どういうことだ?」

 光子「そちらこそ、突然家に押し掛けてきて、住まわせた挙げ句に、いきなり結婚申し込むなんて、どういうつもり?大事な娘をたぶらかして」

 三郎「たぶらかしたのは、そっちだろうが!ファンレターなんか書いてこなきゃ、こんなことになっていないんだ!」

 光子「何言っとんの。あんた、ファンレターにのこのこ返事書く方がどうかしとるわ!(三郎の口を薄皮饅頭でふさぎ)もしかしたら、若い女は音だけだったからじゃなーい?」

 光子と言い合いを始めた三郎だったが、突如腹痛に襲われ、トイレに。光子がお茶をいれると席を外すと、2人きりになった裕一と音はキス。戻ってきた三郎を茶の間に入れまいと、光子がわざとお茶をこぼし、三郎は「アチアチ!」を連発した。そして、雨降って地固まったのか、三郎と光子は2人の結婚を認め“意気投合”した。

 SNS上には「朝から爆笑!wコントじゃん!w」「いつの間にNHKさん、朝8時からコント番組を始めたんだろ(笑)」「唐沢さん、喜劇王になっています」「唐沢と薬師丸劇場!」「今朝のエールに笑いが止まらなかったのに最後は涙が。薬師丸ひろ子良いよなー、唐沢寿明も良いよなー」などの書き込みが続出した。小道具に使われた福島名物「薄皮饅頭」がツイッターのトレンドに入った。

 窪田も「親同士が子どものようにケンカを始めて(笑)。本番で出てくるリアルさを大切にして、みんな思い切り演じたので、勢いがすごい!とても楽しい撮影でした」、吉田監督も「まさにジャズのセッションさながら。圧巻でした」と振り返り、手応えを示した。
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