「エール」福島名物・薄皮饅頭がネット話題 柏屋も驚き!豊橋・ヤマサちくわ、二階堂ふみの食べっぷり絶賛
2020年04月29日 15:00
芸能
第23話は、裕一(窪田)が音(二階堂)に会うために豊橋を訪れているとあたりをつけた父・三郎(唐沢寿明)が、豊橋の関内家へ。裕一を福島に連れ帰ってイギリスへの留学に送り出したい三郎と、裕一の将来を思って娘とは別れさせたい音の母・光子(薬師丸ひろ子)の思惑は一致。裕一&音を交えた話し合いが穏やかに始まる…という展開。
薄皮饅頭は、三郎が持ってきた土産として登場。裕一が「お嫁に下さい。どうか、お願いします」と突然、音にプロポーズしたことから、三郎と光子が言い合いに。光子が薄皮饅頭で三郎の口をふさぐシーンもあった。
薄皮饅頭は、嘉永5年(1852年)、柏屋の初代本名善兵衛が「病に薬がいるように、健やかな者に心のなごみがいる」という思いから、奥州街道郡山宿の薄皮茶屋で「餡がたっぷり、皮の薄い饅頭」を考案したのが始まり。
もう1つのドラマの舞台、愛知・豊橋の名物「ちくわ」も、音が食べるなど既に劇中に登場。同市の練り物メーカー「ヤマサちくわ」も今月23日、公式ツイッターで「(二階堂の)ちくわの食べっぷりがとても良いです。出てきたちくわ、実はヤマサちくわでございます」と二階堂を絶賛した。
ヤマサちくわは文政10年(1827年)創業。吉田宿(豊橋)で魚問屋を営んでいたヤマサちくわの祖先・佐藤善作が、四国の金比羅様に代参した時、ちくわに出会い、国に戻ると早速、製造を始めた。
朝ドラはご当地グルメが度々話題に。岐阜が舞台の「半分、青い。」(2018年前期)は五平餅。物語のカギも握る重要アイテムだった。