深い悲しみの中で…岡江久美子さん家族が伝えたいメッセージ
2020年04月30日 20:20
芸能
入院の発表もないまま、亡くなった著名人は岡江さんが初めて。事態の急変と本人も周囲も回復を信じていたことがうかがえる。家族の悲しみがいかに大きいか。
美帆はブログで「(岡江さんが入院していた)17日間、私と父は何もできませんでした」とし、見舞いにも行けず、みとることもできず、火葬にも立ち会えなかった新型コロナウイルスの残酷さをつづった。
父の獏は岡江さんと濃厚接触者だった場合を考慮して、現在も美帆を含め、誰とも顔を合わせない生活を続けている。残された美帆、獏は悲しみの中にありながらも「コロナウイルスが本当に恐ろしい」ということを伝えようとしている。岡江さんの知人も「岡江さん自身も世の中の役に立ちたいという思いをいつも持っていた。家族の思いに耳をかたむけてほしい」と話す。岡江さんの残したものの大きさは計り知れない。(記者コラム)