俳優・岩義人「ナルコレプシー」で芸能活動休止 今後はYouTubeで活動
2020年04月30日 21:05
芸能
「ナルコレプシーとは睡眠障害で、寝すぎることだけでなく何よりも厳しいのは《感情の起伏が起こったと際に力が抜けたように倒れてしまう》ということです。特に舞台では演技で感情表現をすると結果的に《感情の起伏》が起こり、公演後や通し稽古終わりに力が入らなくなり寝てしまうことがありました。稽古中に倒れたこともあります。これは役者として現場に迷惑をかけますし、とにかく現場の方々に申し訳ない気持ちでした」と症状を説明。「ナルコレプシーはすぐに治る病気でもないので、薬で無理に脳を起こして日常生活に支障がないようにしていくことしかできません。ナルコレプシーは僕の個性としてうまく共存していくほかないのです」とつづった。
「芸能界を離れて普通のお仕事に就こうかとも思いました。ですがやっぱり僕は表現者という仕事を諦めたくないです。そんな時に声をかけてくれた仲間がいました。それはYouTubeをやろうという誘いでした。YouTuberという形で自分たちのプラットフォームを持って表現するというやり方は僕の中の不安(他人に迷惑をかけてしまうという)を回避できる手段となります」と、今後についてはYouTube活動に専念するといい「もしお暇なお時間がありましたら覗いていただけたら嬉しいです」と呼びかけた。
「最後になりますが、これまで岩義人を応援してくださいました皆様、本当にありがとうございました。またいつかステージ上で姿を見せられる機会があったらうれしいなと思っております」とつづった。
岩は舞台などで活躍。2013年には東野圭吾の小説を原作とした映画「プラチナデータ」に出演した。