吉村府知事 説明し強調「経済的に守るべき命と感染症で守るべき命を両立させていくことを考えるのが政治」
2020年05月07日 16:07
芸能
吉村知事は「コロナの怖いところは感染爆発が爆発拡大して、ニューヨークや欧州のようになると手に負えなくなること。そういう怖い側面のあるウイルス。だから何とか感染症を抑えないといけません。これは命を守らないといけない。医療崩壊を防がないといけない。そういうことです」と強調。その上で「一方でこの1カ月間、緊急事態宣言で本当にまさに出血を伴うようなお願いっていうのを民間の事業者の皆さん、商売されている皆さん、それから国民の皆さんにお願いしてきて何とかやってきて、徐々にですけど抑え込んできているっていう現状がある」と説明した。
そして、「経済を死なせてしまうと、倒産も増えてくる、失業者も増えてくる。あってはならないんですが、それで命を落とされる方も増えてくる。これはあってはならないんですが、事実です。であるならば、こちらの命を誰が守るんですかっていうのも考えなけれなならない」と言い、「その時に緊急事態宣言を延長するのであれば、どういう時にそれが出口戦略として示されて、徐々に解消されていくのか、結局、命対命なんですよ」と強調。さらに「命対経済とか命対お金じゃなくて命対命であって、それをどう守るのか。経済の方の命を完全に守りますっていうと全部補償しないとだめです。でも全部っていうのは無理だし、実際には休業補償はしないというのが大きな方針」とし、「経済的に守るべき命と感染症で守るべき命、これを両立させていくことを考えるのが政治の役割だと思っている。だから出口戦略も大阪でつくったということです」と説明した。